記憶受け継ぎ、乗り越える 震災27年

阪神・淡路大震災は17日、発生から27年を迎えた。年月の経過で関連行事の数は減り、教訓発信の「第一世代」が高齢化に伴い一線を退いた。一方で、神戸・三宮の東遊園地での追悼行事「1・17のつどい」の参加者数は新型コロナウイルス禍の制約にもかかわらず、コロナ前の水準を回復した。震災経験のない若者グループや「2代目語り部」も精力的に活動する。記憶や教訓の継承は新たな段階に入っている。

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