StayHomeStayCreative! #036/滑川 みざ 美術家「美術家・滑川 みざの作品とつくり方」

○アーティストプロフィール
滑川みざは神戸に生まれ、神戸を拠点とするアーティスト。小学生の時に見たスペインの画家ゴヤの展覧会に衝撃を受け美術に興味を持つ。美術は作る技術より何を考えて作るかが大切という画家である父、滑川秀和の影響で大学では社会学を学ぶ。1982年大阪大学人間科学部を卒業後、大阪市立美術研究所でデッサンを学んだ。研究所在籍中、高校生の時に見た美術雑誌のケーテ・コルビッツの作品に影響されて銅版画を始めた。1985年から毎年個展やグループ展で発表していた。37歳の時に「これから10年、同じ頑張るなら日本以外の所で」と考え、1995年に渡米し2004年まで、ニューヨークで作品の制作と発表を行う。この時期から巨大ドローイングに取り組み、1999年から2002年までは写真とヴィデオを使ったアートプロジェクトも並行して行う。
 2004年に日本に帰国後は岡山の備前で焼き物を学び、2010年には焼き物を使ったインスタレーションで個展を開く。この時以来、多岐にわたる素材を使ってインスタレーションを制作する。ボディーパーツシリーズでは、体の一部を多数並べるインスタレーションで常識を異化する試みを行う。アートが人間のコミュニケーション手段であるならば、人間が共通に持つ体の一部を人類の共通言語と見立ててシリーズを展開した。また2013年以降、パフォーマンスも行う。
 2012年のデンマークでのアーティストインレジデンス以降、3回のデンマークでもアートプロジェクトに参加したほか、アートワークショップをイギリス・アメリカ・デンマーク・日本で行う。
 「アートは、脳を耕し新鮮な空気を送り込んで人生の質を向上させる役割を果たし、人間にとって必要欠くべからざるものである。」と滑川は考える。

うちで過ごそうアートプロジェクト第2弾
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