神戸新聞報道部チャンネル20200730

3月1日に兵庫県内で初めて感染者が確認されてから約5カ月。感染拡大のピークだった4月を過ぎて一時収束しましたが、東京、大阪をはじめ全国各地で再び拡大の傾向が顕著になっています。すでに兵庫の感染者も1100人を超え、県は独自基準の「感染拡大期」に入ったと発表しました。政府は「再度の緊急事態宣言をするレベルではない」としていますが、医療体制がひっ迫するかどうかなどが焦点です。
重症患者を、または重症に陥りそうな方を丁寧に対応していくことに特化する時期に来ています。感染者数を軸にした報道が中心ですが、重症者数、入院者数をベースにするのと、重症化を防ぐ方法を周知する必要があります。

感染者がどこにいるのかわからないままの状況にある「市中感染」を防ぐためには、科学的な数字を示し、対策の効果を検証しつつ、美辞麗句を並べるのではなく、真摯に向き合う必要があります。

このまま、経済活動に政治的な強制力を発揮せざるを得ない状況になってしまうと、今度は経済的な犠牲者を多く発生させてしまうおそれがあります。

今やコロナ問題は社会的不安との戦いといえます。自身が極力感染しないように、も

し感染した場合は他人にうつさないように、極力外出を控えるなど、私たち一人ひとりが自主的に行動することが求められています
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